北海道
生成AIを使うにあたって(事前学習単元案の作成)
生成AIパイロット校である北海道帯広柏葉高等学校では、生徒が生成AIを授業で活用するにあたり、生成 AI の利用に関する暫定的なガイドラインに基づいて、生徒へ事前学習を行うために、授業の単元案及び指導案を作成しました。
単元は4時間で構成しており、生成AIの概要やメリット・デメリット等の説明を生徒が受けて自身の考えを整理し、実際に生成AIを使用しながらプロンプトの工夫やファクトチェックの方法を学びます。その上で、生成AIを活用する学習場面を設定し、グループでロールプレイを実施して、生成AIとの望ましい関係性について省察します。
最後の1時間は、ガイダンス後に授業等で生成AIを実際に利用した後に実施も可能であるなど、汎用性を持たせました。現在、帯広柏葉高等学校では、生成AIを活用した授業を展開しているほか、12月18日(水)には当該校を会場に、生成AIを活用する授業の公開を予定しております(詳細は公開授業・公開学習会予定ををご参照ください)。
学校×ICT ~GIGAスクール構想ってなんだろう~
リーディングDX事業指定校である北海道帯広柏葉高等学校の放送局員生徒が、GIGAスクール構想とは何か、生徒はどのように感じているのかなど、実際に1人1台端末を使っている自分たちだからこそ表現ができるのではと、生徒・教員・外部へ取材を行い、主体的に制作した作品である。
紙を見返す方が、後々パソコンを開いて見返すよりも楽など、決してICTの活用の良い場面だけをフューチャーするのではなく、まだまだ課題があるということもリアルに描いている。
また、教員や教育委員会へのインタビューを通して紙・口頭とICT活用のバランスに課題があるのではという課題を設定し、ホームルームや授業中などの場面毎にどのように課題を解決すればよいかを検討し、プレゼンテーションを行うとともに、文部科学省学校DX戦略アドバイザーの平井聡一郎氏にもコメントをいただいた。