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岩出市立中央小学校

2026.1.21

Googleスプレッドシートを活用した、組織的な学びの改善と「ふりかえり」の高度化

 本校では、全校体制でふりかえり活動の充実を推進し、組織的な学びの改善を図ってきました。その基盤として、Googleスプレッドシートを全校共通の「ふりかえりシート」として導入・活用しています。

 具体的な取り組みとして、スプレッドシートに関数を用いた「文字数カウント機能」をつけました。自分の記述量がリアルタイムで可視化されることで、児童の書くことに対する意欲を喚起し、記述への心理的なハードルを下げることに繋がっています。

 さらに、スプレッドシートの同時編集機能を最大限に活かし、教職員が児童の思考プロセスをリアルタイムで見守りながら即座に価値付けを行う「即時評価」のサイクルを確立しました。これにより、児童は自身の学びの変容をその場で自覚し、納得感を持って次の課題に取り組めるようになっています。

 これらの成果として、ふりかえりの質の向上が見られます。単なる感想に留まるのではなく、各教科等の「見方・考え方」を働かせた深い考察へと、児童自らが自律的に学びを調整する姿が見られるようになっています。

 「教師による迅速な見取り」が「児童の思考の深化」を支えるという相乗効果を生み出し、学校全体で主体的に学び続ける力の育成を実現しています。

2026.1.20

【縦割り活動】時間的制約を解消するクラウド環境の活用

 本校は昨年度より、異学年とのつながりを深めることを目的として、全学年を混合した縦割り活動に取り組んでいます。今年度は全校児童392名を18のグループに編成し、6年生が主体となって企画・運営を担っています。端末入替え前は、紙媒体に企画し、担当教員と打合せをしていました。アナログでの打合せには時間的・場所的な制約がありました。しかし、端末入れ替え後のクラウド活用により、これらの制約は解消されました。
 そこで、異学年が協力して何かを作り上げる体験の場として、「全校縦割り祭り」を計画しました。各班は、Google ChatやGoogleスライドを活用してクラウド上で連絡を取り合い準備を進めました。また、Googleサイトを用いた「縦割り祭りサイト」も作成しました。Google Chatでは、子供同士が進捗状況を確認したり、担当教員に連絡したりと、手軽に連絡できる手段としての場を整えました。その結果、対面で集まる回数を抑えつつ、異学年交流の幅が広がったと感じています。
 縦割り祭りの実施後、子供たちは、企画することの大変さを感じる一方で、「楽しかった」「新しい友達ができた」など肯定的な感想をもって活動に取り組んでいる様子が見られました。このように時間的制約がある中でも、できることを増やすために、今後も積極的にクラウドを活用していきたいと考えています。

2026.1.9

【校務DX】学校運営に関する情報をクラウド上で一元管理

 本校では、令和7年9月末の端末入替えを機に、学校運営に欠かせない情報のあり方を見つめ直しました。これまでは、紙媒体やホワイトボードによるアナログな管理が中心で、資料修正の手間や特別教室予約確認のための職員室への往復など、無駄な作業や移動が教職員の負担となっていました。こうした課題を解決するために、Google サイトを活用した「学校ポータルサイト」を作成しました。このサイトは、学校運営に関する情報を一箇所に集約するクラウド上の職員室としての役割があります。サイト上では、日報や行事予定の共有、週案のデジタル化など、情報の見える化を進めています。さらに、特別教室の予約や個人懇談会の希望集計もすべてオンラインで完結できる仕組みを整えました。情報がいつでもどこでも最新の状態で共有されるようになったことで、情報共有の効率化が図られました。学校運営に関する最新の情報をクラウド上で把握できる環境は、校務の調整にかかる手間や認識の行き違いを防ぐ大きな助けとなりました。この取り組みによって生まれた時間を、子供たちと向き合う時間へとつなげています。