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京都市立南大内小学校

2024.10.10

京都市立南大内小学校 第2回公開授業の実施2

 授業終了後の事後研究会を会議室で行いました。京都市内及び、他府県の教育関係者の方々に多数参加していただいて行いました。はじめに、本校の研究の概要や本日の授業についての説明、京都市総合教育センター指導主事津高様のお話がありました。その後、グループに分かれて、授業の視点である「児童が自ら学びに向かうためにGIGA端末の活用が効果的だったか。」や「教師と児童や児童同士の対話により、自ら学びに向かう気持ちが高まっていたか。」について話し合いました。事後研究会が始まる前に行っていたアンケートの結果を生成AIを用いて整理・分類し、資料として用意することで、話し合いの時間を短縮しながらも、他の参加者の意見や質問を参考にして話し合うことができました。話し合いでは、児童の考えを可視化し、他者と共有することが効果的であったという意見や、内容に関する対話の広がりに向けての手立てなどについて話し合うことができました。最後に、放送大学客員教授 佐藤 幸江氏に『これから必要になる資質・能力を育成するために』というテーマで講演していただきました。講演では、デジタル技術を活用することで、教育の質を向上させることができること、タブレット端末やICTを活用した授業が、児童の学習意欲を高めることにつながるが、技術の導入だけではなく、教師の指導力や児童生徒との対話が重要であることをお話していただきました。今後も、児童が意見を交換し、協働して学ぶために、教師はファシリテーターとして、児童の対話を促進する役割を果たし、児童のコミュニケーション能力や問題解決能力の向上を目指していきたいと思います。

2024.10.10

京都市立南大内小学校 第2回公開授業の実施1

 令和6年9月26日(木)に第2回公開授業を行いました。3年1組の総合的な学習の時間「南大内小のまちのええところ」では、自分が選んだ南大内小のまちの「ええところ」をグループで交流し、改めて「ええところ」について話し合いました。話し合いの際には、書き溜めた発見カードをグループの友達に見せながら意見を交換しました。
 児童は、自分の考えを伝えるために、GIGA端末や画用紙などから自分に合った表現方法を選択してまとめました。GIGA端末での発表の際には、グループに1台ずつ外部モニターを渡していたため、大きな画面で見せることができ、より伝わりやすくなりました。
 次に、アプリのアンケート機能を使って自分の考える「ええところ」をキーワードから選んで投票しました。友達との話し合いを通じて自分の考えが少し変わり、新しいキーワードに投票する児童もいました。他者の意見を参照しやすいため、どのような理由でキーワードを変えたのかも共有することができました。
 授業の最後には、いくつかのキーワードをもとにこれからの課題について話し合いました。アンケートの結果を見ながらの交流でした。3年生なので、理由を書く欄に短時間に多くの文字を打つことが難しい児童もいましたが、そのような児童は発話で表現する場面もあり、より多くの児童が考えを表現し、交流することができました。

2024.7.18

京都市立南大内小学校 公開授業の実施2

授業終了後の事後研究会では、はじめに、本校の研究の概要や本日の授業について説明しました。その後、本日の授業について、参観者にその場でWeb上のアンケートフォームに授業の感想や質問事項などを入力してもらいました。すぐに集計できるので、集計したデータを見ながら、全体で協議を進めていきました。グループディスカッションでは、様々な立場から、リーディングDXの進捗状況などを交流することができました。奈良教育大学大学院教育学研究科スクールDX研究室准教授小﨑誠二氏に指導講評いただき、ICTの良い部分をどのように授業に生かしていくかについて考えを深めることができました。受付や資料配布などを二次元コードを用いて行うなど、これまでとは異なる公開授業を行うことができ、校務のDX化にも積極的に取り組めました。課題もいくつか見つかったので、次の公開授業に生かしていきたいと思います。

2024.7.18

京都市立南大内小学校 公開授業の実施1

令和6年6月20日(木)に第1回公開授業を行いました。1年1組生活科「さいてほしいな わたしのはな」の授業で、アサガオの観察を通して、変化に気付き、成長してきたことでうれしいことや困ったことを共有しました。授業では、これまでに端末を活用して撮影した写真を使って、どのように成長してきたかを交流しました。ペアで写真を見せ合いながら、変化しているところを伝え合いました。端末だけでなく、自分で育てているアサガオを、教室の壁側と廊下に並べておくことで、子どもたちが何を使って話をするか選択できるようにしました。子どもたちは、実物のアサガオを使って「蔓の成長」や「葉っぱの表面に生えている毛」について解説したり、端末の写真を見せながら説明したりと、自分で友達に伝える方法を選択しながら学習していました。
授業のふりかえりとして、『アサガオさんに向けて自分の気持ちをお話ししようね。』というと、録音機能を使って自分の声を録音していました。自分のアサガオにより親しみをもつことができました。